UXのきほん-サービスデザインに大事なコトについて-

【2016.04.16 UXのきほん-サービスデザインに大事なコトについて-】
 
先日、クックパッドのキッチンラウンジにて開催されたUXの基本講座にて、グラフィックレコーディングを担当させていただきました。
同じ常葉大学3年の広沢と水谷と記録を担当しました。
 
今回のグラレコを通し、気づいたことがあります。
それは、「わかっているつもり」が多すぎるということです。
グラレコを始める前に、浅野先生からいくつかアドバイスをいただきました。
その中で、わたしが「わかっているつもり」になっていると気づいたポイントになったことを3つ紹介します。
 
①構造化するということ
「構造化は牛だよ」という言葉を浅野先生からいただきました。
『牛を解体して、加工して、部位を教えてあげる。そして「こんな食べ方がおすすめだよ!こんな風に食べると美味しいよ!」というポップをつけてあげる。そして買う人(見ている人)が、「どうやったらいかに美味しく作れるかな?」を考えられるようにしてあげる』
 
今回のセミナーでいうと、講義内容=牛。その中に含まれる情報のかたまり=牛肉の部位。だと捉えています。
私たちは講義内容を、「これが今日の講義内容だよ!」と提供するのではなくて、「講義の中でこんなお話がありましたよね、このお話は、こんな場面で使うことができますよ」と、使ってもらえる情報として提供するんだ、と気付きました。
つまり情報をそのまま書き取って記録したところで、見ている側としては、「はあ、まあ、そうだよな」という感想しか抱けないということです。
 
3月の後半から4月の上旬まで、論文を書いていたのですが、その時に教授からいただいたアドバイスとほぼ同じだなと思いました。見た人が「あ、このやり方を参考にして、自分たちもプロジェクトを進めたい」と思えること。それが大切だと。
グラレコは完成された作品ではないし、記録してはい終わり、ではなくそのあとどう使ってもらうかが大切だと思っています。じゃあどう記録すればいいのか?答えは構造化(を知ることから)にあったんですね。
 
②考えるということ
「考える、というのは、うーんと頭を捻ることではなくて、手や口を動かすことを言うんだよ」とアドバイスをいただきました。
今回、私たちは、「きっとこういう流れで話がすすむだろう!」という考えから、ラフを一案、浅野先生のもとに持って行きました。しかしその一案というのは、ただ私たちが信じた一案なだけであって、根拠があるとはあまり言えませんでした。
私たちの頭にある考えだけで物事を判断するのではなく、本や資料を参考に、考えること。意識したいと思います。
 
③普段やっていることがいざとなると出来ないということ
②からの話につながりますが。
例えば、友人が、「アイデアが出ない〜」と唸っていたら、「とりあえず何か紙に書き出してみればいいんじゃない?」ときっと言えます(多分)。ですが、いざ自分がそういう立場になったとき、他人の目線で自分を見ることができないという点、鍛えねば…!
 
また、目的を決めたら、それに対するアプローチを幾つか出してみるということ。
普段授業で行っている、以下のようなステップが出来ていなかったなと感じました。
『テーマに対してwebや文献で調べる▶︎解釈する▶︎こんなことかな?と試しにラフを何パターンか描いてみる』
日頃やっていることに立ち返ることと、その日頃やっていることは何のためになぜやっているのかという理由を自分で理解していないと、いざという時、重要なことだと気付かず頭からすっぽ抜けてしまうんですね。
 
 
今までありがたいことに、本当に色々な場に出向かせていただいたり、挑戦させていただきました。しかし、そのような場で得たことを、知識として自分が飲み込む際に、言葉にできなかった多くのことがこぼれ落ちていたように思います。それはきっと自分が納得できていないままに進んできてしまったことが多くあったからで。
 
例えばこうして、自分の言葉としてブログを書く時間、自分で腹落ちさせる時間、予習してわからなかったところを再度復習してみる時間…
そういった、「自分に理解をさせる時間」を、今後大切にしていきたいと思います。
 
 
最後に、今回お声がけいただいた皆様、お世話になった皆様、このような機会をいただき本当にありがとうございました!